第一回ストーリー:対サナトリウム

Story

廃れた病院から、一個のカセットテープが発見された。

  • 2110年6月25日
    実験開始。ついに待ちに待ったこの計画が開始した。フフ、市民がどんな顔をするかが楽しみだ…!
  • 2110年7月30日
    実験体が発見された。私達が取ったデータを元に試験薬の実験を開始する。
  • 2110年8月17日
    試験薬の実験によるデータが取れた。実験体?…そんなものはいなかったさ。いい実験だった。
  • 2110年8月31日
    実験薬完成。別の実験体に投与してみたが効果に問題はなさそうだ。…完成だ…!!!
  • 2110年9月1日
    国民的飲料に混ぜた…これで、全国の人間がこの薬を服用するはず。蹂躙の始まりだ‥!
  • 2110年9月2日
    君達に…止められるか?この薬物の連鎖を。

あらすじ

2110年、6月。国家は能力を向上させる薬品【能力可視化薬 P-90】を国民に配布した。
能力を可視化し、強化し、国をさらに豊かにする...その謳い文句と共に国に広まったそれは、甘く致命的な、嘘だった。本当の名前は【能力暴走薬 P-90】。摂取した存在の《能力》に干渉し、リミッターを破壊し...爆発的に威力を引き上げ...そして、暴走させる。そんな恐ろしき爆弾のスイッチを知らずのうちに国家は押した。何も知らぬ国民は踊らされ、剥き出しにされた牙を剥く。国は混乱し、社会は崩壊する...

救いたいと言うのなら、止めたいと願うのなら今こそ抗え。

戦え。連鎖を断ち切るために。

背後に潜み嗤う影を、裁くために。

さぁ、最初の改革の始まりだ。

サナトリウム構成員の情報

サナトリウムによる国民的飲料水に暴走薬を混ぜ、全国に配布したという事件…いや、異変。それをいち早く感知した国家は、善良な警官一人が【遺した】情報によって、警察による「第一前線隊」を出撃させた。第一前線隊は壊滅したが、得られた情報がいくつかあったという。今回は国家により開示されたこの情報を記載していく――/とある記者

構成員

研修医

サナトリウム、研修医。一般的に「研修医」は、医学部卒業後に厚生労働省が定める初期臨床研修に取り組んでいる医師を指します。…一般的には。以前は卒後3年目以降の医師を後期研修医と呼ぶこともありましたが、2098年からの新専門医制度では3年目から専門医の研修が始まるため、研修医には含みません。なお、研修医はサナトリウムの中で一番下の立場であり、研鑽中の身でもあるため、長時間労働となるケースも多いようです。ブラックだね。サナトリウムでは主に暴走薬を持って特攻してくる。その結果失敗しても自分が暴走するので、ある程度の戦力が削られるであろう。

助教、助手、医員、専攻医

大学病院によって名称が異なることもありますが、一般的に2年間の初期臨床研修を終えた医師は、日本専門医機構が定める所定のプログラムをこなしながら専門医を目指します。プログラムは診療科によって異なりますが、3~5年ほどで、処遇は研修医のときとあまり変わらないケースが多いでしょう。
専門医を取得したあとは、医員や助手として勤務し、能力学薬博士号を取得することで助教への昇格が可能です。助教になると、少しずつ長時間労働などは改善されるようです。ホワイトになるぅ〜サナトリウムでは主に研修医の持つ薬の量産を行っている。クオリティは圧倒的に低いが、暴走の効果自体はあるので使える。質量こそ正義。

講師

能力の使い方が上がったり、能力学薬博士号を取得すると、助教から講師に昇格する人が増えます。大学病院では診療のほかに医学生の講義や実習に関わる機会も増え、仕事の幅が広がります。頻回な日当直などの業務からは解放されていくことが多くなるでしょう。ホワイトの音ぉ〜〜〜サナトリウムでは主に研修医に対する講義と実習を行っている。ここまでならギリ使い捨てでいいと言われている。もしかしてブラック????

准教授

ランクB以降で就任するケースが多いですが、医局員のランク構成によってはもう少し前後します。准教授になると長時間労働などが少なくなる一方で、教授へのランクアップを視野に入れ、教授選に向けての準備が必要なため、能力の鍛錬や新薬開発論文の整理などに多くの時間を割くことになります。
もしかしてブラックかな????サナトリウムでは先程の通り新薬の開発と論文、それに教授への昇格を頑張ってる。

教授

教授は医局でトップの立場となり、ランクA以上の構成員が選ばれることが多いです。教授になると新薬開発等に携わる時間は減り、講演会や論文執筆などで多忙になることが多いでしょう。サナトリウムでは主に病院長の補助や、准教授以下の者達の総指揮を取っている。ブラック‥だろうな。もう確信したわ。

病院長

教授よりさらに上の立場になるには、病院長を目指しましょう。病院長はその名の通り、サナトリウムのすべての診療科の医師のトップです。したがって、責任も当然重くなり、病院運営などに時間を割くことも増えるでしょう。これでブラックが確定しましたね。今回の事件の主犯です。みんなで頑張って倒してください。

判明した者

今回の第一前線隊で遭遇した者をここに記していく。

  • 病院長【名前】細石馬 郁(さざれば ふみ)
    【年齢】40
    【性別】男
    【容姿】紫色の髪が特徴的な、いかにも博士といった男。若見えしており、眼鏡に口はマスクで覆うなど色々なことをしている。服装は黒いセーターに白コートと、博士という服装である。
    【性格】地獄を好む男で、何事も混乱させたがる。今回の事件の主犯。
    【組織】サナトリウム:病院長
    【ランク】A(最上位)
    【得物】変な薬(毒、回復など様々)
    【能力】
    『薬製』
    様々な薬を無条件に作り出すことができる。…いや、少し訂正しよう。無条件、と言ったが見た薬をすぐ作れるわけではない。何回も見たことがあり、実験に実験を繰り返すことでその薬を習得していくのだ。習得し終えた薬であったら幾つでも複製でき、能力暴走薬の量産も能力によるものである。どのくらいやばいかを説明すると、戦闘中に無条件に回復薬を無限生成されると言ったらわかりやすいだろうか。…そういうことだ。
    【過去】…薬が大好きだっただけなのに。色んな薬を作って実験をするのが楽しかっただけなのに。何でみんな僕を異常者だって虐めるの…?能力者なのに。…能力者なのに!!!!!!
    【SV】
    「え、僕ですか?」
    「この薬の効果はね…毒なんだよ。」
    「さぁ、地獄の混沌の始まりだ!」
    「ハハハ!君達面白いね!!」
    https://picrew.me/ja/image_maker/2050693/complete?cd=jbFJCjYFHA
  • 教授1【名前】柳村 雪(やなむら ゆき)
    【年齢】23
    【性別】女
    【容姿】茶髪に桃色のアクセント、まあ絶対主義者という感じである。白い白衣は、サナトリウム内のマドンナと呼ばれているらしい()
    【性格】23歳でランクAまで登りつめた、成長力のある新人。何事も完璧主義者で、自分に合わないことがあればすぐに遮断するといった荒業を披露。完璧主義者であり、誰であろうが厳しい。
    【組織】サナトリウム:教授
    【ランク】A(下位)
    【得物】
    特になし
    【能力】
    『遮断』
    遮断という概念が能力化した。
    具体的には光を遮断したり能力の可視化を遮断し見えなくしたり視界を見えなくしたりと…遮断の概念が現実化した力である。分かりやすく言うならば…能力を発動したら見えなくされ、物理で殴ろうとすると視界が遮断…そういうことだ。
    【過去】私は‥完璧でいなきゃ。お母さんの期待に答えるためにも…完璧でいなきゃ。…そう、カンペキで…
    【SV】
    「私は雪。…話しかけないでくれる?」
    「私は完璧なの。貴方じゃ私には及ばない。」
    「さっさと動く!そんな事もできないの!」
    「…私が‥完璧じゃない?」
    https://picrew.me/ja/image_maker/185483/complete?cd=fC9QuIVTyV
  • 教授2【名前】高梨 進【年齢】20
    【性別】男
    【容姿】灰髪に赤目、頬に古い傷跡。白いトレンチコートに手袋と、医者と言うより調査員、もしかしたら研究員(?)といった印象。目元が鋭く、初対面の人にこわがられることもあるそう、
    【性格】
    【組織】サナトリウム:教授
    【ランク】B
    【得物】
    レミントン870
    投げナイフ
    破片手榴弾
    何かの薬が入った注射器
    【能力】
    《状態促進》
    指定したものの状態を促進するスキル。例えば薬効を超強力にしたり、傷口を悪化させたり。火の勢いを強くしたり、免疫を高めるとか、そういったことが出来る。3つ以上のマルチタスクはできず、特殊な《印》を効果をもたらしたい存在に当て、その印を消費し発動するという工程を経る必要がある。3つ以上の物に印を当てると、先に着けた印から上書きされていく。魔力消費はそこまで多くないし、そこまで難しい操作をする必要は無いが印も飛ばせるスピードは早いが貫通しないため盾を間に置かれたらやり直し、等扱いは多少難しかったりする。
    【過去】
    両親が元RADであり、過ちで産まれてしまった子。そのままでは捨てられるところだったが、その能力が裏社会…特に、麻薬製造関係の事業をやっていた家族にとっては正に理想の"道具"。丁寧に扱われてはいたが小さい頃からそうやって薬品の薬効を高める仕事を繰り返し…そしてそのRADの末端の小組織が崩壊し、行くあてもなく彷徨い。そして紆余曲折を経て、病院長に拾われた。そしてそこからメキメキと頭角を現し、能力と薬学の相性、強力さもあいまって20という若さで教授になった。病院長が既に壊れたことは分かっているが、どうすればいいか分からない。そして彼は考えることを放棄し、病院長の忠実な手足となった。
    【SV】
    「俺は進。高梨進だ。サナトリウムでは教授を勤めている。」
    「ちょっと痛いぞ。」
    「小さな怪我だって油断したか?残念、大怪我だよ」
    「回復薬+ってな。ほら元通り。」
     https://picrew.me/share?cd=PbkbQJUVSN
  • 准教授1【名前】山辺 伊吹(やまべ いぶき)
    【年齢】30
    【性別】男
    【容姿】黒い髪に、一般的な顔。まあまあ美形であり、童顔だ〜とからかわれている。この病院若見え多くないか???
    【性格】常識人。完璧主義者とか狂った病院長にこき使われている可哀想な人。唯一寝返る可能性があり。
    【組織】サナトリウム:准教授
    【ランク】E
    【得物】
    一般的なナイフ、拳銃
    【能力】なし
    無能力者だが、魔力性質が水なので、魔力を放ち球体状にすることで溺死させたり、素早い動きで裏に回り水で足場を奪うなどして有効活用している。
    【過去】
    まともな家庭で育って、病院長の境遇に同情し加入。おかしくなっていく病院長を見て、元に戻せないか?と思っている。
    【SV】
    「‥は?」
    「いやいやいやいや、やめろ?やめろよ?お前それしたら研究所がァーーー!話聞けよ!!」
    「諭吉が・・・これでまた吹っ飛ぶのか…」
    「諦めよう…こりゃ俺のついていく領域じゃないや‥ハハ」
    【備考】無能力者の為ランクはEとされているが、戦闘能力はBに匹敵する。才能を買われ教授に「准教授になる?」と言われ、今に至る。
    唯一の常識人であり、ツッコミ役。
    https://picrew.me/ja/image_maker/1453974/complete?cd=ENx8aWpRtG
  • 准教授2【名前】問無 歩(といなし あゆみ)【年齢】39
    【性別】女
    【容姿】金髪翠目、服装は基本的に白衣といった医者もしくは研究者然とした服装。内側には大抵黒か白のシャツを着ているが、偶に変な柄の服を着てくることもある。しかし胸にはひとつのペンダントがかかっており、そのペンダントには世の中の植物のどれとも合致しない花の花弁がひとひら入っている。
    【性格】一人称はボク。実はとある友達に影響されている。きっちりテキパキとしたしっかり者で、任された事は何事でも全力を以てこなす。
    【組織】サナトリウム:准教授
    【ランク】C
    【得物】
    《キメラの受精卵》
    《食人植物の種》
    AK-47アサルトライフル
    【能力】
    《過程短縮》
    本来なら長時間かかる生物の孵化、化学反応、薬効の精製、煮沸に料理...それにかかる時間を短縮する能力。簡単な例を上げると、長時間煮込む必要のあるカレーに対してこの能力を使えば次の瞬間目の前の具材を放り込んだ鍋の中身がちょうどいい具合に煮込まれたカレーが出来上がるのだ。とはいえ時間指定は必要だし、数百年...とかは無理でも数年くらいなら軽々飛ばせる。しかし欠点としては、生物の中でも魔力を持つ存在...そう、ハグレモノ含めた人間には効かない。それにこの能力は不可逆、一度進めた針は戻らない。だからこそミスしたら終わり、細かい調整が大事な能力なのである。
    【過去】
    元々は植物好きな少女で、病院長はもう覚えていないだろうが小中学校では友達だった。植物の持つ薬効や毒についてうるさくて、一緒に花の種を植えて。能力で季節外れの花畑を作ったり、君が作った変な薬で化け物植物が生まれたり。楽しかった、友達だった。でも次に出会った君は、あのころの面影は影すらなくて。僕のことも忘れていた。そして、狂っていた。でも僕には君を停められやしない。言えずに、ただ黙々と。見て見ぬふりして、いつの間にか准教授になった。────それで、もう。今はこの有様さ。君はもう覚えてなくとも、僕は君と約束した。...だから、最後まで着いてくよ馬鹿野郎。ちなみに服装が男の子の服装だったので、最初は男子と間違えられていた。
    【SV】
    「初めまして。ボクは歩、問無歩。男みたいな名前でしょ?残念、女だよ。」
    「はー疲れた...重労働は専門外だぞー!」
    「馬鹿。ほんっとに馬鹿だよ───郁」
    「あーあ、ボクもこれで終わりかあ...ハハッ。」
    https://picrew.me/share?cd=zmwxZe8oKB